ACT DEVICEのスタッフによる「コラム」を更新中!
Column by ホール事業部:K
2021.11.02
大きい仕事をやりきったときの達成感。
照明は一人でやっているので、お客様のご希望を聞いて、こちらも提案して、仕上がりをみてお客様から「この照明いいね」と言われたりすることですね。
バンドだったり舞台だったりに、照明の雰囲気がマッチして、見ていた方からも良かったねって言われると嬉しいですね。
舞台などは生もので、音とか明かりがマッチして、お客様と共鳴できた時って嬉しいですよね。肌で感じる良さっていうのがありますよね。ああいう瞬間って楽しいって思います。
照明は答えがあるようでない、その楽しさがわかってきて、やりがいを感じてきました。その壁を超えられる人は続けられるし、超えれない人は辞めていくし。
照明部だった頃は複数で行って帰ってきますが、
現在のホール事業部は、照明は一人、舞台は一人ですので、それぞれの連携をとりながらやっています。
私は照明部から入りました。最初の数年は時間帯に慣れるまでが大変でした。
高卒で入ってきて4年間、18-22才の頃は覚える事も増えていますし、チーフになって、チーフとして同業者の他の会社の自分より年上の人達をまとめ、みんなに指示する事が大変でしたね。
若いうちはがむしゃらに頑張るしかないんじゃないですかね。
失敗は誰にでもあるから失敗をおそれずにやってみるしかないですよね。私も色々失敗はありましたから。
それを乗り越えてやっていくしかないですよね。
Column by ホール事業部:大普@章正
2021.07.26
何の仕事でもそうですが、経験とともに余裕が生まれ周りのことを考えられるようになり、本当に自分以外の誰かの心に寄り添うことができたなら、それってすごく素敵なことだと思うのです。
特に舞台は創造し感動を作る場所。我々の仕事はほんの数日間、もしかしたらたった1日だけかもしれませんが、その空間を裏で支える仕事です。
仕事の大小に関わらず、相手の求めるものに応えられた時も残念ながら応えられなかった時でも、相手の思いを汲み取って自分を相手が求めるものにシンクロさせていくこと・・・そういう仕事ができた時は本当に楽しいと感じます。
支える、寄り添う・・・という言葉を使いましたが、舞台上で演じる人たちやスタッフと共に、自分の仕事を通して我々も演じているのだと思います。
もう楽しく無いわけがありません(笑)
ズバリ! この方の心には寄り添えないかもしれない・・・と思う方に出会った時です(笑)
いらっしゃるんです、こちらの提案や間合いなどは求めてはいなく、とにかく自分の望む通りにだけやって欲しいという方が・・・。
寄り添うとは言いましたが、こちらも人なので自分の考えで進行がスムーズに運ぶように提案させていただくことはありますし、オペレートを通して共に演じているので、少なからず観客から見ていて気持ちいいと思えるタイミングで動くことがあります。
しかし・・・今日はきっとシンクロ出来ません、感じ取れる自信がありません(汗)・・・と思える方がいるものです(苦笑)
そんな時は心を切り替え、違った寄り添い方をします。
相手の求めるタイミングだけを見計らうマシンになるという寄り添い方・・・(笑)
100人いたら100通りの寄り添い方・・・それが出来る自分を目指してこれからもがんばります。
Column by ホール事業部:S
2020.12.15
自分で照明演出プランを考え、仕込んで(機材設置準備等をして)オペレート(照明操作)することも増え、
日々緊張しながら仕事をしています。
色々な照明を見て勉強し挑戦して上手くオペレート出来た時、楽しいと感じます。
少しずつですが出来ることが増えていくのがとても楽しいです。
照明のこともまだまだ勉強中ですが、舞台管理職として会館に常駐していると舞台のこと、
音響のことも知っておかなければなりません。
舞台全体を把握する必要があり、覚えるのが大変です。
また、初めてのジャンルなど経験したことがない物の照明をする時は
毎回時間と冷や汗と戦いながら頑張っています。
Column by ホール事業部:H.N.
2020.12.15
利用者さんが長い時間、練習を重ねてきたものの、最後のひとときではありますが、
発表または公演に一緒に携わることができるのはうれしいことです。
どうしたら良くなるのかと頭を悩ませながらも、無事に公演を終わることができると、良かったなあと思います。
そして「ありがとうございました」とか「よかったよ」と声を掛けられるとさらにうれしく思います。
縁の下の力持ちとして、これからも皆さんが笑顔になるよう、仕事をしていきたいと思います。
入ってすぐのころになりますが、舞台の名称や役割などを覚えることがとても大変でした。
特殊な専門用語が多く、話についていくのが大変だったのを覚えています。
今では、名称などで困ることは無くなりましたが、時代の変化とともに、
利用者と話す際の説明では、相手にもわかりやすい言葉遣いが必要になってきました。
今度は逆に専門用語などを極力少なくして、言い換えや説明を行わなければならないのですが、
気を付けないとすぐに専門用語が出て来てしまうので、その辺が大変かなと思います。
Column by ホール事業部:村松 智宣
2020.12.15
会社に入って20年目。この業界に入って26年目。月日の経つのは早いなあ、としみじみ感じます。
そもそもこの仕事を始めたい、と思ったのは高校の演劇部に入った時でした。
とはいっても、その時は大道具担当。照明との出会いは学校の文化祭で、だれもやる人がいなかったから。
「おまえやれ」と言われたから。
それがそのまま仕事になってしまうのですから、人生どうなるかわかりません。
現在は、照明ではなく舞台担当することが多くなりました。
「舞台担当」。わかりづらいかもしれませんが、舞台上を「安全に」「円滑に」進められるよう、
各セクションと連携しながら全体の進行を確認し、サポートする役割を担っています。
中には突発的な対応や相談を求められることがあります。
その段取りを考えているときは苦しみながらも実は楽しいときです。
…やっぱり変ですか?
舞台担当はステージの利用者様と一番近いポジションにいることがほとんどですので、
終わってからの「助かりました」「おかげさまでした」、この一言が聞けたときに
「この仕事をやっていてよかったなあ」という思いがあります。
照明を作るうえで気を付けていることは、「人物だけでなく、まわりの物や風景も見えるようにすること」です。
当たり前のことなのですが、これがなかなか難しい。現場であった話を2つほど。
1つ目は生け花の展示会で。
「明るくしたい」「でも熱くしないで」。
…当時はLED器具などありませんから、角度やフィルターを工夫しながら当てました。
また、歩く人の影が作品にかからないように当てることも、実際にやってみると大変です。
何とかなりましたが、後日生け花の先生に「とても美しく見えた」と言われたときは本当にうれしかったです。
2つ目はお寺の本堂で。
スポットライト3台、クリップ型の手元明かり4台、裸電球2個で演劇の照明をやったことがあり
(これでも現場の仕事です)、主役は何か?脇役は何か?セットはどう見せるのか?
そのバランスを崩さずに見せることができたときの達成感。
打ち上げのビールは格別でした。
Column by 照明部:浅沼昌弘
2020.10.06
日々の仕事の中で、現場に出ていろいろなことを経験できるのが楽しいです。
お芝居やコンサートなどを見ている時に、「自分だったら、この照明はこうしてみたい」と考えるとワクワクします。
現場には、照明や音響など、それぞれ担当する内容が違う人が集まります。
周りの人の仕事を見ることで、自分の仕事にも活かせるアイディアを見つけられるのもこの仕事の楽しさですね。
関東での仕事もさせていただくのですが、東京ドームや横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナなど、規模が全く違うコンサートの仕事は特に大変です。
地元での仕事の場合、8人程度(例:地元から5名、関東から3名)でチームを組み仕事をすることが多いのですが、東京ドームでの仕事の場合、1チームがなんと約30人。さらにそれが2チームになることもあります。
1〜2日程度で仕込み→本番(数日間)→本番を終えた日の夜中に片付け→翌日朝には撤収、といったスケジュールで進むので、周りの方との連携が大切になってきます。
会場が広いと移動距離も長くなるので、ホームベースから外野スタンドまで物を取りに行くだけでも時間がかかりました。
広い会場では様々な角度から照明を当てるのでピンスポットの設置数が多く、自分のチームがピンスポットを全部片付けている間に、他のチームの方がもうステージを片付けを終えていなくなっている・・・なんてこともありました(笑)
Column by 音響部:斉藤寛己
2020.07.10
私は音楽が好きで、中学校の時にバンドを始めました。
友人から「君の歌、ロックだね」と言われたのを今でも覚えています。
以前はフリーランスで音響の仕事をしており、その仕事がきっかけでアクト・ディヴァイスに入社しました。
フリーランスの時は一人だったので、誰かと会話しながら仕事ができ、
多くの人とコミュニケーションできるのが楽しいですね。
フリーランスでの経験が活きる場面もあれば、初めて知ること・経験することもあり、
日々勉強だと思い頑張っています。
フリーランス時代に経験したテレビ番組の仕事は大変でしたね。
早朝4時から深夜までの長丁場で、複数の県を経由しながらの長距離移動、加えて重い機材を背負っての移動だったので、かなり疲れました。
アクト・ディヴァイスに入社して以降は、このコラムの少し前に「ぎっくり腰」になったことです。
ずっと実家暮らしだったため一人暮らしに不慣れで、周りの人に助けてもらいながらなんとか乗り越えました。
この仕事は身体が資本なので、体調管理が大事だと改めて思いました。
音楽が好きな人は楽しめる仕事です。
ぜひ私たちと一緒に働きましょう!
Column by 照明部:野作剛
2020.06.03
照明は「すべてが見えるもの」。自分の好きな色にできるのが面白いです。
お客様から「良かったよ」と言われるととても嬉しいですし、次の仕事に繋がると「やっていて良かった!」と感じます。
最近だとダンススタジオの発表会の仕事が印象に残っていますね。
自分が担当して初めて分かったのですが、前準備や作業が多いので注意しながら進めました。
苦労した分、達成感も大きかったです。
同期入社したスタッフとの経験の差や、途中で部門が変わったので分からないことが多かったのが大変でした。
実はアクト・ディヴァイスには以前「映像部」という部門があり、自分は映像部で8年間経験を積み、その後は照明部に配属され、約20年が経ち今に至ります。
同期は初めから照明部に配属されていたので、途中で部門が変わった自分は経験の差に悩みましたし、何もわからない状態で手探りでかなり大変でした。
今は主任という立場から後輩の指導などにも取り組んでおり、自分の苦労した経験を伝えたり、後輩が悩んでいる時に相談に乗ったりしています。
この仕事は重い物を運ぶ仕事でもあるので、石橋をちょっと叩いて渡ろうと思えるような、ケガや危険を察知できる方にぜひ来てほしいです。
Column by ホール事業部:晴山勝美
2020.06.03
大変なことほど「やりきった」という達成感がありますし、全部が終わって無事に帰ってくると安心しますね。
盛岡のホールに常駐していた時は、市民劇場で利用者の皆さんとゼロから劇を作っていく中で、利用者の皆さんが喜んでくださったことがとても嬉しかったです。利用者の皆さんが芝居に取り組む姿を見ると、応援したいという気持ちになりますし、自分もとても励まされます。
翌年も自分のことを覚えていてくださった方もいて、利用者の皆さんに「この人がいれば大丈夫」と頼ってもらえるように日々努力しています。
コロナウィルス感染症の影響が出ている「今」の状況ですね。
アクト・ディヴァイスで働き始めてから15年経ちますが、その経験の中でも明日がわからないこの状態はつらいです。
新人の時のことで言うと、「面白そうだなあ」と感じて入社したものの、専門学校も前職も全く関係ない業界だったので知識・経験ゼロからのスタートで覚えることもついていくことも大変でした。
人それぞれで苦手なことは違うと思いますが、自分は同じことの繰り返しが飽きてしまうタイプなので、その時々で異なる状況がある今の仕事は毎日が新鮮で、自分に合っているなと感じます。
アクト・ディヴァイスの仕事は、一般の人からはどんな仕事なのか見えない・分からない部分がほとんどですが、「ゼロからでもやれる」「大変だけど楽しめる」そんな仕事です。
気になる方、ぜひ一緒に働きましょう!
Column by ホール事業部:K
2019.11.13
小屋付き(会館舞台常駐スタッフ)になる前は音響の現場業務をしていました。音響卓で操作していると本番中の袖(舞台脇)の様子やリハーサル中では音響に関する事などを中心にコミュニケーションしていました。
5年前より舞台担当として勤務してから、ご利用されるお客様とコミュニケーションをする機会が多くなり、舞台に関することから他愛のない世間話や趣味の話などお客様とより共感し合える環境になりました。これからも出演者やスタッフの気持ちに寄り添うことが出来るようになりたいと思っています。
舞台担当として勤務してから舞台の安全管理は当然として、客席の事、ホワイエ・ロビーの事、空調の事、非常時の事などこれまでの経験では学んでこなかった新しい項目が増えて、事故が起きないように目を光らせたり、危険が無いか予測したり、設備に安全上の不備があれば改善したりと還暦間近ですが日々勉強中です。
Column by ホール事業部:高橋圭介
2019.11.13
沢山ある中で楽しかった事は、日常の業務の中で喜びを感じる瞬間です。
ホール・劇場で仕事をしているとホールの中での仕事以外にも、打ち合わせや相談の対応をさせて頂く事があります。催事を計画するうえでやりたい事、やり方がわからない事、出来るか心配な事など様々な不安を持って相談にいらっしゃいます。 色々と相談していると、ふとお客さんと考えや想像が一致する瞬間があり、自分自身も「どんなものが出来上がるのだろう」とワクワクします。
実際に作業していく中では予想と違ったり、上手くいかない事もありますが、一つ一つ課題をクリアしていくと予想以上に良いものが出来上がる事もあります。
完成したものへの感動もさることながら、「相談して良かった。」「またお願いします。」と言われると、“この仕事を選んで良かった”と感じます。
本番直前、または本番中に進行の変更があったり、機材トラブルの時は焦ります。機材の故障などやむを得ない場合もありますが、「しっかり確認しておけばよかった。」と反省する事もありました。
また、岩手は県土が広いので移動が大変です。日ごとに違うホールで仕事をする場合は、毎日違う出発時間の場合もありますし、季節や天候も気にしなければならないので、天気予報の確認やラジオの交通情報を聴く様になりました。
Column by ホール事業部:Y
2019.11.13
楽しかったことは、本番に向けてリハーサルを通し作品のイメージを共有しながら出演者・演出者と作り上げていけた事です。(普段は時間、予算等の関係であまり完成形について詰める余裕がないことが多いため。)
また、ほぼ【おまかせ】で舞台照明効果に関してのデザインをした際に、こちらのイメージで表現したら会館利用者の方に気に入ってもらえた事も楽しかったことのひとつです。
作品に対してのイメージが演出者と共有できず話が噛み合わずになかなか納得のいくものが作れなかった事は大変でした。
Column by ホール事業部:藤原亮
2019.07.18
1999年に入社しました。
学生時代からライヴを見に行くことが大好きで、自分も出演者を引き立てる仕事に就きたいと思ったのが入社したキッカケです。
ホール事業部はホール(会館)の管理運営を行っています。
お客様にホール(会館)にて安全に作業していただき、安心して利用していただくことが仕事です。
催事の終了時にホールを利用したお客様から笑顔で「お疲れさまでした」と言っていただけることが、一番嬉しい瞬間で、仕事のやりがいを感じる瞬間です。
学生時代は運動部で文化系の事は何も分からなかったので、入社するまで舞台に関して何も分かりませんでした。
0からのスタートでしたので、最初は出来ないことばかりでした。
頭の中でやるべきことは分かっていても、動きが伴わない自分に歯がゆさを感じたりもしました。
“どうしたら出来なかったことが出来るようになるか”を自分自身で考え動いてみて“コツ”や“勘どころ”を自分で発見した時、大変で苦労したことが倍以上の嬉しさになりました。
Column by ホール事業部:A.O.
2019.07.18
舞台の仕事を始めて30年ほどになります。
舞台技術者として近年は入学式、卒業式の担当として立ち会う機会が増えてきました。
新たな決意をもって入学する姿、また輝ける未来に向かって旅立っていく姿を目にすることは、感動的であり楽しいことです。
たまに舞台上で『サプライズ』を仕掛けようとしていること(…たとえば、ダンス教室の先生に対して、生徒たちがサプライズを仕掛ける)があったりします。
その時には無理のない範囲でステキな企てに加担します(笑)
細かい段取りを組んだりします。
そういう場面にスタッフとして加わることは、結構楽しいです。
ホールで催し物を行う上で大事なことが“時間を管理する”ということです。
限られた時間の中で準備をおこない、本番のイメージを実際に形にしていくために、何をどのように進めていくのかを決め、滞りなくスムーズに実行していくということが求められます。
準備〜リハーサルを含めやることすべてを時間内に収める、いわゆる「時間との戦い」が大変なことですね。
もし時間内に収まらなかった場合にはどうしていこうか…ということも常に考えています。
Column by ホール事業部:Y
2019.07.18
クライアントの求める作品を再現することが出来た時や、役に立っていることが実感できた時、幸せになれます。
良い作品作りのお手伝いが出来るというのは楽しいものです。
楽しい思いをするための努力はいつも大変です。
文章を作ることが苦手なのでこのコラムを書くのが最近では一番大変でした。
Column by ホール事業部:坂本和也
2019.07.05
同じ催し物を同じ場所で公演する仕事が一か月近くありました。
最初は長い1ヶ月だなと思っていましたが、徐々に出演者の皆さんとも仲良くさせて頂いて楽しい毎日を過ごせました。
学生時代に苦手なことは苦手なまま過ごしてしまい、もっとちゃんと勉強しておけば良かったと思っています。
英語・数学・科学に家庭科など、一見舞台には必要ないかなと思う事ほど必要だったりするので30歳を過ぎても勉強が続いています。
Column by 音響部:田中康平
2019.07.05
5年間のアルバイトを経て、正社員となって約5年になります(2019年5月時点)。
音楽やバンドが好きで音楽に携わる仕事がしたいと思い、専門学校でも学んできました。
アクト・ディヴァイスは、同業他社と比較して、新しい幅広い機材を揃えており、お客様の考えるイメージをより近い形で表現できる環境があります。多くの機材を使いこなすためには常に勉強しないといけませんが、勉強したことや自分の考えていることを現場で実現できるので挑戦のしがいがあり、そこが楽しい部分ですね。
今よりも経験が浅かった時期に、初めてトラックを運転して担当現場へ向かったときのことは、今までの仕事の中で一番大変でした。
私を含めた数名のチームで担当したのですが、私がその仕事の内容を一番多く経験していたため、まとめ役も務めました。仕事の時間制限の中、チームの他の方に指示を出して、確認したりと、まとめ役という緊張感もあり精神的にも肉体的にも辛かったです。
ですが、それを乗り越えられたことが自分の自信にもなっているんです。「あの時に比べたら」と自分を奮い立たせて、難しいことや大変なことにも怯まず乗り越えられる強さは、あの時の経験があるからこそだと思えるようになりました。
私は自分の仕事のハードルをいつも少し上に設定し、少しでも多くのお客様を満足させたい!という気持ちで、毎日反省しながら仕事に臨んでいます。
音は目に見えないものですから、聞く人が100人いれば、100通りの聞こえ方になると思います。満足してくださっているリアクションも見受けられますが、自分の中で100%だったことはまだないので、現状に満足せずに、今後も音を届けることにこだわり続けていきたいと思います。
Column by 照明部:N
2019.07.05
自分で考えて、自分でイメージした通りに明かりが出た瞬間が楽しいですね。それがクライアントの方のご要望に沿える形で全部がフィットした時は特に嬉しいです。
そして、今までテレビ越しにしか見られなかった人との距離が近いのも、この仕事の楽しい部分です。
以前の仕事の中から2つ挙げると、1つ目は、テレビよりも小柄に見えた方が、実際にピンスポットを浴びるととても大きく見えたこと。舞台の外で対面した時とピンスポットを浴びている時では全く異なる姿に、芸能人のオーラのようなものを感じました。
2つ目は、落語のアンコールの瞬間に立ち会った時のことです。「落語にアンコールがあるんだ!」と驚いたと当時に、その方の人生の中で初めてのアンコールだったという事実も衝撃的でした。
そういった貴重な臨場感のある体験を通じて自分の視野が広がるので、この仕事ならではの楽しさがたくさんあります。
そして、自分でイメージして作り上げた明かりをクライアントの方に見ていただいて、「この明かりです!」と言われると、「やった!よし!」と達成感がありますし、嬉しいです。
クライアントの方と自分のイメージが合致して違和感なく決まった時は、お客様の拍手の音も「パラパラ…」とまばらなものでなく、「パチパチパチ」と大きく力強い拍手なのでよく分かります。
最初は不規則なスケジュールに慣れるまでが大変でした。
クライアントの方が頭の中で思い描いているものがどんな明かりなのか、そのイメージはもちろん、見に来るお客様によっても照明の魅せ方は変わるので、限られた制限の中でクライアントの方とお客様のことを考え「こういう明かりにする」と決めるのがとても難しいと感じます。
場所によって仕込める量や使える機材も変わる中で、物理的に実現できない場面もあります。それに代わる案も自分の中に引き出しとして持つことが大切です。
他にも大変なこと・難しいことも多い仕事だといつも思いますが、その分やりがいもある仕事です。
力仕事が多いので、力自慢の人も採用応募お待ちしております!
Column by ホール事業部:T
2019.04.26
舞台を作り上げていく工程は、まるで現代美術のインスタレーションの様です。そして、出来上がった舞台に照明や音響が加わり出演者が活き活きとステージ上で表現する様子を舞台袖から見守ることが出来る、そのような舞台を創造出来る事が楽しく、やり甲斐を感じます。
演出の意図が汲み取れない時や、説明が不十分でどうしたいかがこちらに伝わらない時には困ってしまいます。自分もさらにスキルアップして、様々な視点から試行錯誤しなくてはと思います。
北国なので雪が大変です。お客様が来る前に楽屋口の雪かきや、通勤がいつもの倍程掛かることもあります。アイスバーン・ブラックバーン・ホワイトアウトで泣きたくなります。
Column by ホール事業部:O
2019.04.26
新しいホールの立ち上げに関わったことです。
入社して1年と半年、前職はライブハウスや野外イベント寄りの会社の音響部署でした。利用する立場だった大きなホールがオープンに向けて仕上がっていく過程を間近に見てワクワクしました。新しいアンプやスピーカー、音響卓。新しいことは楽しさにつながる気がします。
常駐している会館の日々の業務でも疑問や課題が生まれるので、知識や技術的な部分でも新しい発見をする楽しさを感じています。
そのとき良いと思ったものが、後から振り返るとツッコミどころが出てきたりすることがあります。正解はないのかもしれませんが、「こうしたほうが簡単で効率が良かったのではないか」とか、「どうしてそれを選んだの?」と考え過ぎてしまうと、他のことも先に進みません。その瞬間で判断を下さなければならない場面が多いので大変です。自分が良いと思う音は持っていても、それが観客や演者にとっての良い音とイコールでないことも、この仕事の難しさです。
Column by ホール事業部:K
2019.03.13
客席が1000席以上あるホールや小さいライヴができる防音の部屋など、
色々な環境で音と関わる仕事をしています。
バンド・ダンス・舞踊・民謡・オーケストラ等たくさんのイベントのオペレートをしていると色々な音楽を知る事が出来ますし、スピーカーをチェックする時は自分の好きな(聞き慣れた)音楽を流して確認しています。
なにより、音楽を大音量で聴けるのは気持ちがいいです!
イベントは様々ですが、毎日が本番なのでいつも緊張感を持っています。
自分の失敗だけではなく機材のトラブルも本番に影響を与えてしまう事があるので、
日々のメンテナンスも大切にしています。
しかし機材の故障は突然起こります。
古い機材で予備も無い時はヒヤヒヤしています。
Column by ホール事業部:千葉玲菜
2019.03.13
2018年に入社しました。
高校3年間演劇部で照明を担当していました。
学生だけで演劇に関わるすべての作業を行うのはとても大変で、
よくホールの方にサポートしていただきました。
そのことがきっかけで、「自分もこの仕事がしたい」と思うようになりました。
専門学校でも舞台のことを学び、
岩手県内でホールを利用する方々をサポートする仕事ができる会社を調べて、
アクト・ディヴァイスに入社を決めました。
以前は自分が支えられる側だったので、
その時に困ったことや大変だったことを思い出しながら、
今度は自分が支える側として、経験を仕事に活かしていくことができ、楽しいなと思います。
専門学校で学んできた舞台の知識はほんの一部で、
「尺貫法」など、専門的な知識で言われたときにすぐに対応できず苦労しました。
入社して1年間、舞台全体に関わることを覚えるのが大変でした。
私の仕事は、照明や舞台のことだけではなく何でも知っていないと、
利用される方から聞かれたときに答えることができません。
幅広く覚えることと、視野を広げて危険な行動などがないかをしっかり見る力をつけて、
人の動きも広く見れる余裕を持てるようにしたいと思っています。
(2019年2月時点で)研修期間が終わって一人での仕事が増えてきています。
一緒にいてくださる他のスタッフさんに頼る部分がまだまだありますし、
時間内に終わらせるべき仕事が間に合わないこともあります。
一人で仕込みからオペレートまで時間通りに完了できるように、
日々、他のスタッフさんの動きを観察したり、勉強したりしています。
Column by 照明部:田中桂及
2019.02.06
2018年に入社しました。
私は、元々ライブに行く機会が多く、その中で
「スピーカーはどこに設置しているんだろう?」
「この光には、どういう装置がどんなふうに使われているのだろう?」と疑問に思うことがありました。
答えを探すうちに、バンドメンバーの方が演奏時間以外(MC等)の動きが少ない時でも
魅力的に見えることに気付いたんです。
そのときに、
「照明って、色合いが自分の勉強してきたものと近い。
たくさんのものを魅力的に見せるために、自分が短大で学んだ色の知識を活かせるかもしれない」と、
ライブを支える側の仕事に興味を持ったことがきっかけになり、入社に繋がりました。
入社してもうすぐ1年(2019年2月時点)になりますが、
関東での大きな飾り物の仕事が一番心に残っています。
その仕事では、飾り物が映えるようにするにはどうするか、照明の位置や色を試行錯誤しながら、
最終的に現場のチーフが想像した通りに仕上げることができました。
事前に基本的な指示は受けていましたが、自分で考えて工夫したことが良い結果に繋がって嬉しかったです。
改めて自分で見たときにも「とてもかっこよく見える!」と、この仕事の楽しさを感じました。
機材の名前を覚えることが大変です。
名前を聞いたことはあるけど、ぱっと思い出せず、実物と照らし合わせてみてやっと分かることも多く、
中でも業界内で使われる略称を覚えるのに苦労しています。
仕事の基本的なことではありますが、機材の扱い方や、
「この時にはこう対応する」という自分の中の経験値が不足しているので
まだまだ勉強が必要だなと思っています。
Column by 音響部:佐藤 藍
2018.12.12
2017年に入社しました。
私は高校で演劇部の音響を3年間担当しており、
その経験を活かして「支える」という仕事に就きたいと思っていました。
現在は音響部に所属しており、仕事でライブに行くことが多いので、
「アーティストのキラキラしている瞬間を支えている」時が、
自分の中で一番印象に残っています。
ライブを楽しんでいるファンの皆さんを見ているときも、
自分の仕事がこの独特の雰囲気を作っていると実感できます。
音響機材は大きく重たいので、運搬が大変です。
入社当初は筋肉痛の連続でしたし、私は小柄な方なので機材を上に積む際にも工夫が必要でした。
また、この仕事は男性が多く女性が少ないので、男性が多い中で働くことに慣れるまで時間がかかりました。
夏は野外での仕事も増えるので、虫がたくさん寄ってくるのも大変です。
Column by 総務:佐藤大介
2018.07.24
私は2009年に当社に中途入社しました。
今まで経験したことのない総務という職種、業務に対して常に新鮮に仕事を覚える楽しさを感じながら仕事をしてきました。
中小企業の総務はいわゆる何でも屋さんであり、幅広く仕事ができることが日々の楽しみでもあります。
当社は珍しい業種ではありますが、その企業の一社員としてこれからも会社、社員の方々を後ろから支え、時には前から引っ張っていく仕事をしていきたいと思っております。
日々の業務では経理や財務を担当することもあり数字に関しては常に正確さを求められること、そして1円合わないだけでもその要因を徹底的に調べなければいけません。
また給与計算や決算期末処理など正確さと締切時間が求められる業務の際は集中して取り組まなければならず大変な場合もありますが、きっちりと数字が合ったときやしっかりと締切に間に合ったときはいつも達成感を感じることができます。